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2025.02.03研究成果
Takatani's paper were accepted on Food Bioscience!
天然の脂溶性色素であるカロテノイドは、抗酸化作用など多様な健康機能性が注目されています。カロテノイドのうち、片方の分子末端のみ環状化されたモノサイクリックカロテノイドは希少物質であり、その種類や生産者、生理活性に関する知見は十分ではありません。本研究では、北海道函館市七重浜で採取した海藻から、Algoriphagus sp. Fs4株を新たに単離するとともに、本株の産生するモノサイクリックカロテノイドとして flexixanthinに加えて、2’-hydroxyflexixanthinを同定しました。また、計25種のAlgoriphagus属細菌のカロテノイド組成を分析したところ、flexixanthinはいずれの細菌株でも認められること、種によっては、さらなる産物として2’-hydroxyflexixanthinあるいは2-hydroxyflexixanthinを生合成することが分かりました。また、上述のflexixanthinとその誘導体を用いて活性比較試験を行った結果、flexixanthinの抗酸化作用および抗炎症効果において、分子末端部のヒドロキシ基がその機能発現に影響することが示唆されました。本研究成果は、未だ不明な点が多いモノサイクリックカロテノイドの生産者や分子種に関して新たな知見をもたらすとともに、機能性食品素材などへの将来的な応用に向けた研究進展に繋がることが期待されます(詳しくはこちら)。

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